三菱重工業は11日、初の国産ジェット旅客機として開発中の「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の客室モックアップ(実物大の模型)を、18日からフランス・パリで開催される「第47回パリ国際航空ショー」に出展すると発表した。
MRJは経済産業省との共同プロジェクトで、70〜90人乗りのリージョナルジェットとして2012年の就航を目指している。航空ショーへの出展により、国際的にPRする考えだ。三菱重工は今秋から国内外の航空会社に需要調査を行い、08年春までに事業化の可否を決める。
MRJの最大の特徴は低騒音と低燃費。機体の約30%に複合素材を採用するとともに新型エンジンの搭載により、既存のリージョナルジェットに比べ約20%の燃費向上が可能という。国産の完成旅客機の販売は、同社が44年前に手がけたプロペラ型旅客機「YS−11」が最初で最後となっていた。
展示する客室のモックアップは長さ8・89メートル、高さと幅はともに2・9メートル。通路をはさんで一列4席の座席と広々とした頭上荷物棚を表現し、快適性をアピールする。なお、旅客機の全長は35・8メートル、翼長30・9メートル、全高10メートルとする。
三菱重工は、20年後には世界で約5000機のリージョナルジェットの需要を見込んでいるが、価格を抑えた中国企業なども新規参入を目指しており、後発の三菱重工がどこまで需要を取り込めるかは未定だ。
1000億円を超える開発費に加え、世界の販売やサービス体制の整備などの課題も多い。国際航空ショーへの出展により、各国の航空会社がどのような反応を示すのか注目されると同時に、三菱重工の同事業の今後を占う重要な試金石となりそうだ。

YS11以来の本格的な開発になりますが、確かYS11の後継機として「飛鳥」の名前でジェット旅客機を開発していたはずですが(試験非行で終わり)その後、断念した経緯があります。カナダのボンバルディアがよく故障して、最近も車輪が出なくて胴体着陸した事故がありました。私もYS11には何度か乗りましたが、故障も少なく頑丈な飛行機でした。日本は昔、優秀な飛行機(戦闘機)をつくってきた時代があります。今度こそぜひ、国産ジェット機を実現して欲しいと思います。
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