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今日は「うれしいひな祭り」

今日、3月3日はひな祭りです。私の家も娘が2人いて、毎年雛人形を出します。娘2人の係りですので、いつも早めに出してひな祭りが終わったら、すぐに片付けます。あまり長く飾っておくとお嫁に行くのが遅れると言う迷信を信じています。

上の娘が生まれた時に妻の実家からいただいた、立派な七段飾りの雛人形です。次の年は組み立てに苦労したことを覚えています。その娘も年頃となり、結婚したら出さないほうが良いとされていますので、あと何年飾れるかわかりません。本当に立派な雛人形ですので、いただいた時は、実家のお父さん、お母さんに感謝の気持ちでいっぱいでした。
今日はひな祭りで夜は手巻き寿司をみんなで食べる予定です。

        我が家の雛人形     お内裏様とおひな様


うれしいひな祭り  サトウハチロー 作詞 河村光陽 作曲 昭和11年(1936)

1.あかりをつけましょ ぼんぼりに
  お花をあげましょ 桃の花
  五人ばやしの 笛太鼓
  今日はたのしい ひな祭り
2.お内裏様(だいりさま)と おひな様
  二人ならんで すまし顔
  お嫁にいらした 姉(ねえ)様に
  よく似た官女の 白い顔
3.金のびょうぶに うつる灯を
  かすかにゆする 春の風
  すこし白酒 めされたか
  あかいお顔の 右大臣
4.着物をきかえて 帯しめて
  今日はわたしも はれ姿
  春のやよいの このよき日
  なによりうれしい ひな祭り

解説引用文
この曲のイントロは、鼓のリズムと琴の旋律が大変美しく絡み合い、上品に感じられます。作曲者の河村は「日本的旋律による作曲の方法」と題する著書まであります。曲が仕上がり最初にレコードで歌ったのはその河村の長女、順子でした。
 作詞者サトーは、最初の妻と別れ三人の子を引き取りました。実母と離れ暮らす子への心尽くしか、彼は豪勢な雛人形を購入し、そんな頃にこれを作詞したと言われています。しかしこの曲は彼にとって納得できるものでは無かった様です。言葉遣いが彼らしく無く「お嫁にいらした」と、身内の事なのに敬語を使用していたり、メロディーから感じる悲しさに反して歌詞には、「たのし」や「なによりうれし」が入っています。
 幼児期に腰に大火傷をして、満足に歩けず家の中で遊ぶ事の多かった彼は、姉からピアノの手ほどきを受けたりしていましたが、そんな優しいお姉さんも嫁ぎ先が決っていた矢先、十八才で他界。この曲はお姉さんへのレクイエム(鎮魂歌)になっているのでは?とも考えられています。最近はご家庭で雛人形が飾られることが少なくなりましたので、配置も解りませんが、白酒を飲んで赤い顔の右大臣は、実際のところ存在しません。右大臣は若くて白い顔、左大臣が年寄りで赤ら顔というのが通常です。これは語呂の問題かもしれませんね。


 
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