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年齢とともに低下する「目の調節力」

今日は雨の天気ですが、随分と温かくなりました。

今回は「目の知識」2回目として「目の調節力」についてです。
私たちの目が、遠くから近くまで、自動的にピントを合わせることができるのは「水晶体」のレンズ度数を常に正しく調節しているからです。しかし、この「調節力」は年齢とともに少しづつ遠のいていく状況で進行していきます。日常よく使っていた手元の距離が調節できなくなり、少し距離を離さないと、ピントを合わせることができなくなってきます。これがシニア・アイ(老眼)で、水晶体のレンズ度数の調節力が衰えた結果で、近くを見るために、厚くなるべきレンズ(水晶体)が、弾力を失ってしまったことによる症状なのです。この調節力の低下を「調節異常」といいます。

シニア・アイを自覚しはじめる40歳を過ぎた頃からは、見づらいことを我慢して不自由な毎日を送らなければならないのでしょうか。若い頃のようにピントが合った快適な視野は望めないのでしょうか。
そのために開発された専用のシニア・アイ・レンズがあります。遠近両用や近用専用の累進レンズをうまく使う事で、若い頃のような快適な視野に近づく事ができるのです。

目は10歳ぐらいがピークで目の調節力は年齢とともに低下してきます。近視の方や遠視の方も誰でもシニア・アイ(老眼)になります。近くが見づらくなったら、メガネをかけることをおすすめします。我慢すると目の疲労で頭が痛くなったり、肩こりなどの症状が出てきます。抵抗感はありますが、我慢しないで下さい。またシニア・アイ世代になると、目のトラブルも多くなりますので、定期的な検査も必要です。視力や視野の異常を感じたら、早めに眼科で診察を受けてください。

     水晶体の厚みの調節     年齢とともに遠くなる近点


*近点=ピントが合う最も近い距離  *調節力は個人差があります
次回はシニア・アイについてお話します。
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